令和の杜
2021年10月15日

墓じまい後には樹木葬がおすすめ?墓じまい後の選択肢と樹木葬がおすすめな4つの理由。

2010年代ごろから『終活』という言葉がよく聞かれるようになり、今日では若いうちから自身の死後のことを考え、終活をする人も増えてきました。また終活を考えていく中で、自らの死後子どもや孫に負担をかけないように、墓じまいをする方も増えてきました。

今回は、墓じまい後にはどのような選択肢があるのか、どの選択肢がおすすめなのかについて紹介していこうと思います。


■墓じまい後の選択肢と向いている人

墓じまいと言っても実はその後の供養方法の選択肢が多くあります。

ここでは、改葬・永代供養・海洋散骨・納骨堂・手元供養・樹木葬について紹介します。

・改葬

改葬とは、現在お墓がある墓地や霊園から他の墓地や霊園に遺骨を移動させることです。

墓じまいを行う上では、ほとんどの方がこの改葬を行うことになるでしょうか。

身内や親族が参拝しやすいような場所への改葬ができる一方で、費用が多くかかるというデメリットもあります。

通常、墓地や霊園にお墓を新しく建てるのに約230万~330万円かかり、費用が発生する項目が多くケースによってかなりばらつきがあります。(ご遺骨の数によっても変動します。)

新しいお墓を建てる費用は墓地や霊園により異なりますが、ある程度の大きなお金が必要だということは理解しておきましょう。

・永代供養

永代供養とは、遺族の代わりに寺院や霊園が供養・管理をしてくれることです。

子どもがいない方や身寄りのない方、子どもや孫に負担をかけたくない方が多く利用しています。

また、改葬のように新しくお墓を建てるわけではないため、費用面でも負担が少ない選択肢の一つです。

しかし、多くの寺院や霊園では一般的に33回忌までは骨壺を個別安置してくれますが、期限が過ぎると多くの場合では合祀墓などに合祀するため、将来遺骨を取り出す可能性のある人は注意が必要です。また、寺院や霊園によって事前に確認する必要があります。

・海洋散骨

海洋散骨とは、粉末状にした遺骨を海に散骨することです。

海に散骨するため死後も自然に還れる葬送方法として人気があります。

永代供養同様管理が必要ないため、子どもや孫のいない方や後世に管理の負担をかけたくない方にもおすすめです。

また、改葬のように新たなお墓を用意する必要がないため、比較的安価な選択肢の一つです。

しかし、遺骨の粉末化が義務であったり、散骨場所によっては近隣住民や施設とトラブルになる可能性もあるため、事前によく調べ準備をする必要があります。

また、墓石や墓樹などの墓標がないため、遺族によって心の拠り所がないという点も人によってはデメリットとなるでしょう。

・納骨堂

納骨堂とは、寺院や霊園などにある建物内の納骨スペースのことを言い、ロッカー型や仏壇型などがあります。

スペースを必要とせず比較的安価なため、近年では都心を中心に人気を得ています。

また、こちらも永代供養同様、管理と供養を寺院や霊園に任せることができるため、身寄りのいない方や子孫に負担をかけたくない方にもおすすめです。

永代供養タイプの場合一定の期間を過ぎると合祀されるため、望まれない方は合祀ではなく自身で管理できる寺院や霊園を探すことが必要となります。

・手元供養

手元供養とは、その名の通り、遺骨をきれいに自宅で保管・供養することです。

墓石などにかかる費用がかからない、一緒にいられるなどのメリットがある一方で、遺骨や骨壺にカビが生えたりする可能性もあるため、管理が大変というデメリットもあります。

・樹木葬

樹木葬とは、近年人気を集めている比較的新しい葬送方法で、墓石の代わりに樹木を墓標とすることが一番の特徴です。

樹木葬には大きく分けて二つの種類があり、始めは個別安置され一定期間後合祀墓に移されるタイプと、始めから合祀墓で供養されるタイプがあります。

樹木葬では、永代供養同様、管理や供養は霊園がしてくれるため、子どもや身寄りがいない方や子孫の負担をなくしたい方におすすめです。 また、海洋散骨と同じく亡くなったあと自然に還れると、人気のある葬送方法の一つです。


■墓じまい後には樹木葬がおすすめ?

大多喜令和の杜

ここまで墓じまい後の6つの選択肢を見てきました。

それぞれの個人・家庭の事情や好みなどにより合っている方法は異なるかと思いますが、その中でも近年人気が高くおすすめの葬送方法があります。

それが樹木葬です。

では、どうして樹木葬はおすすめなのでしょうか? 4つの理由を見ていきましょう。

・理由1:管理の必要がない

まず一つ目の理由は管理の必要がないことです。

一般的な樹木葬は、一般墓とは異なり代々継承していくものではありません。

自身の死後も霊園が責任を持って供養・管理してくれます。

そのため、身寄りのいない方や子孫に管理の負担をかけたくない方でも安心して任せることができます。

・理由2:宗教や血縁関係なしに入れる

次に理由の二つ目は宗教や血縁関係の影響がないことです。

多くのお墓の場合、それぞれの宗教によりお墓の種類が異なり、同じお墓に入れるのは血縁関係にある親族だけです。しかし、樹木葬は宗教や宗派を問わないため、仏教徒でもキリスト教徒でもイスラム教徒でも利用することができ、また今日では法律上結婚できない同性カップル同士や友達同士などでも、一緒のお墓に入ることができます。

・理由3:ペットも一緒に入れる

三つ目の理由はペットと同じお墓に入れることです。

近年ではペットを大切な家族の一員としてみる人が増え、家族なのだから同じお墓に入りたいという需要が増えてきています。

しかし、日本の多くの墓地や霊園では宗教の教えから人間と動物は同じお墓に入ることはタブーとされています。また、寺院や霊園が許可していても親族の誰かが反対していれば、同じお墓に入ることは難しいでしょう。

樹木葬では宗教を問わないためペット禁止などということもありません。 ペット専用にお墓を用意してあげたい方、一緒のお墓に入りたい方にはおすすめの選択肢です。

・理由4:参拝できる

最後に四つ目の理由は参拝できるという点です。

樹木葬と同じく自然に還れる葬送方法として海洋散骨があります。

同じ理由で自然派主義の方を中心に人気を集めている樹木葬と海洋散骨ですが、大きな違いが身内や親族の参拝の可否です。

海洋散骨では墓標もなく散骨場所も沖合であるため、例えお墓参りをしたいと思っても簡単ではありません。一方で、樹木葬では樹木や草花を墓標とするため、いつでもお墓参りをすることができます。 そのため、自然に還りたいが親族や友人がいつでも参拝できるようにしたいという方には樹木葬が非常におすすめです。


■デメリット・注意点

メリットが多くおすすめな樹木葬ですが、注意する点が2点ほどあります。

一つ目は、まだ数が少ないことです。

近年人気を集め霊園数も増えてきていますが、まだ全国的には他の一般墓地などに比べ少ないです。

そのため、自分の希望する地域で樹木葬をしているところがあるのか事前に調べることが必要です。

二つ目は、一定期間を過ぎると骨壺を取り出すことができないことです。

永代供養同様、一定期間は個別安置が可能ですがいずれは合祀されます。

そのため、いつか将来的に改葬したいと考えている方は、どれくらいの期間個別安置が可能なのかについて事前に各霊園に問い合わせることが必要となるでしょう。


■最後に

横浜令和の杜

子孫に負担をかけたくない、身寄りがいないなどの理由から身体が元気なうちから自身の死後について準備する終活をする方が増えています。

終活が普及するに従い葬送方法についても多様化してきました。

墓じまい後の選択肢が多様化し可能性が広がる一方で、自分の場合はどうすればいいか分からない方も多くいらっしゃるかと思います。

令和の杜では、お客様それぞれのニーズに合わせて樹木葬の中でも多様なプランをご用意しております。 現在墓じまいをご検討されている方、新しい形の葬送方法にご興味のある方はぜひ一度お問い合わせください。